【Java SE 8 silver】独学で合格するときに必要な教材まとめ


先月、Java SE 8 silverに合格しましたので私が行った勉強内容をまとめたいと思います。

資格の正式名称はOracle Certified Java Programmer(OCJP)Silver 8)』です。今回は完全に独学で合格することができました。

合格するまでの道のりをまとめたいと思います。

資格を取得しようと思ったきっかけ

 

そもそものきっかけは今後の進路として開発プロジェクトに進みたいと思ったからでした。そこでプログラミング言語の習得を考えました。知識の証明にはもってこいと判断し、資格取得を目指しました。

簡単に勉強した内容をまとめると下のような結果になりました。

・勉強期間:4ヶ月

・参考書籍:4冊

 

主な勉強方法

 

勉強方法は参考書やインターネットのサイトを参考にするのみで完全に独学でした。必要になった参考書は勉強を開始してから買い足していき、合計で4冊となりました。

まず最初に買ったのは『2週間でJava SE Bronze の基礎が学べる本』でした。

 

この本のいいところは、オブジェクト指向の『カプセル化』や『データ隠蔽』、『抽象化』、『情報隠蔽』がとてもわかりやすく説明されているところが1つ。

さらに、ヒープ領域やスタック領域の関係や参照についてなどで、多くの図が用いられていてわかりやすいところです。

参考書としては何度も読み込む必要はあったのですが、とても参考になった1冊です。

 

次に参考にしたのは、『スッキリわかるJava入門 第2版』でした。

 

この本はプログラミング初学者でもわかりやすい内容の本です。なるべく難しい言葉を使わないで説明してくれます。

特にわかりやすかったのは、Javaの例外や多態性でした。基礎の部分が紐解けて、とても参考になりました。

 

さらに、Javaプログラマ SE 8 Silverを購入しました。

 

上記2冊は、そもそもbronze用の試験対策本だったり資格用の本ではありませんでした。そこでsilver用の参考書が必要でした。

この本の特徴は、資格取得に必要な項目がとても完結に述べられているところです。試験前にザッと振り返るのにとても参考になりました。

上記の2冊ではほとんど扱っていない項目も掲載されています。例えば、『ArrayListクラス』や『StringBuilderクラス』です。

デメリットとしては、『完結に述べられすぎている』というと所にあります。なので、他の参考書で理解が深まった後の復習用として読むことをオススメします。

それと、末尾に模擬試験が1回分含まれています。僕は2回ぐらい回しました。

 

最後に、『Java SE 8 Silber 問題集』です。

 

黒本です。この本は名前の通り『問題集』ですが、いいところはその解説にあります。

とてもいいところは、『なぜその答えが正しいのか、だけではなく、なぜ間違っているのか』も解説してくれているところです。

そのため問題を解いて解説を読んでいると自然と理解が深まっていきます。私は各章の問題をそれぞれ2回と、模擬試験を5回ぐらいやりました。

なかなか、問題の量としては大いので、早めに取り組むことをオススメします。

その他勉強法

 

参考書以外で行った勉強方法は、よくわからないところを実際にコードで書いてみるということです。

コードを書いて実行した方が、その答えを参考書やネットで探すよりも早くわかります。ネットで検索しても知りたい情報がなかなか出てこないということもあります。

そういう場合は、コードを書いて実行してみるのが一番かと思います。あとは、参考書に疲れたときは、Progateでコードの練習をしました。

ドットインストールのJavaのコースも参考になると思います。

 

失敗談

 失敗談その1   取得までに時間がかかった

 

当初の勉強期間は2ヶ月ほどを予定していました。しかし、結果として資格取得まで4ヶ月かかってしまいました。

原因は仕事の繁忙期があり、なかなか勉強できない期間があったことが1つ。

2つ目の原因として、はじめて模擬試験をやってみたときに気が付いたのですが、思ったより難しくて、予定より勉強時間が必要になったということでした。

模擬試験の問題は各章の問題よりもレベルがもう1〜2段階上がります。上の参考書のところでも書きましたが、なるべく早めに模擬試験をやったほうがいいと思います。

 失敗談その2  ピアソンアカウントとオラクルアカウントの紐付けに時間がかかった

 

試験を受講するは、ピアンソンのホームページから申し込む必要があります。ピアソンのアカウントをまだ作ってない人は作成しなければなりません。

私はもともとピアソンのアカウントを持っていたので、そのアカウントにオラクルの資格を紐づける必要がありました。

このアカウントの紐付けには、1週間ぐらいかかるとのことでした。すぐに試験を受けたかったのですが、ここで1週間待つことになりました。

あとで確認したら、私はいつのまにかピアソンのアカウントを2つ作成してしまったようでした。認識のなかったもう1つのアカウントで既にオラクルのアカウントと紐付けがなされていました。

しかし、登録している名前が正しくないということをピアソンの担当者から言われ、登録名を変更する手続きをした後、試験を申し込めるようになりました。

ピアソンのアカウントとオラクルのアカウントの紐付けの内容を詳しく書こうとすると、かなり長くなってしまうので、また次回の記事で書きたいと思います。

今言えることは、はじめて試験を申し込む人は、前もってアカウントの紐付けをしておくことをオススメします。

 

 失敗談その3 試験当日、寝不足で迎えてしまった

 

私は試験日の前日に、模擬試験を2回やろうと予定していました。前日の夕方から最後の復習として最後の模擬試験をやり始めました。

しかし思いの外わからないところが出てきて、予想外に勉強する羽目になりました。

それまで模擬試験の回答率は、95%ぐらいありましたので、そこまで時間はかからないだろうと高を括っていました。

わからないところ調べだしていたら、結局次の日の朝方までかかってしまいました。試験は昼だったので、朝に少し寝て、試験に向かう予定でしたが、試験場もはじめて行くということもあり早く家を出る必要がありました。

結局、前日の夕方から寝ないまま試験日を迎えてしまいました。試験時間も長いので、かなりきつい状態でした。

試験を受ける際の最後の確認は、1週間前には済ませておいた方がいいと思います。

 

実際の試験

 

試験は2時30分と長丁場です。そのため、試験前は十分睡眠を取った方がいいです。

問題は77問で、コードを読み解かないといけない問題もそこそこあります。そのため、試験前の頭の状態はクリアな方がいいです。

試験を終えたら結果はその場ではわかりません。結果については、時間を空けオラクルのサイトで確認することになります。

私の場合は試験終了から時間にして15分とか20分ぐらいでしょうか。 オラクルからメールが届いていてそこのURLにアクセスすると試験結果が見れました。

 

まとめ

 

私は試験を受ける前に、いろいろなサイトで情報収集をしていました。Javaの経験者の方であれば、2ヶ月とか勉強してサクッと取得している方もいました。

しかし、初学者の方や、仕事が忙しくなかなか勉強時間が取れないという人は、計画的な勉強方法をしていかないと大変かと思います。

近くに教えてもらえる人がいるとかスクールに通える人という人であれば、利用するのも勉強が続く手かもしれません。

以上

ではまた(^^)

 

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