どうも僕です(^^)
以前に読んだ本を紹介します。
それは
「嫌われる勇気」著者:岸見一郎、古賀史健
この本は書店に行けば、必ず置いてあると言っても嘘ではない本かと思います。
現在150万部突破とか書いてある通り、たいへん売れている本です。
僕がこの本を初めて読んだのは、2年ぐらい前になります。
最近もう一度、読み返してみました。
2回目の読了であったのにも関わらず、新たな発見と気づきがありました。
内容としては、アドラーが唱えるアドラー心理学が主な内容です。
とはいっても、そんないに堅苦しい本ではなく、現代に生きる人向けにつくられていると思います。
そして、アドラーは「すべての悩みは対人関係の悩みである」と述べていたそうです。
ですから、あなたが悩んでいることもほぼ対人関係の悩みであるということであると。
たしかに、仕事からプライベートにかけて人と関わることはほぼ全てかもしれません。
万人に受ける理由
この本は、読者に伝わりやすい表現方法として対話形式を取っています。
若い青年とアドラー心理学の先生である哲人との対話形式でストーリーが進んでいくことです。
非常にわかりやすく、解説に対しての人の抱く疑問にうまく合わさっています。
この本が対話形式ではなく、普通のアドラー心理学の解説書であったのなら理解するのはなかなか難しいだろうと思いした。
どのような人にオススメの本か?
1、今人生がうまくいっていない人に
この本の登場人部との青年はまさに今、人生について不満を持っています。
その彼が哲人との対話の中で希望を見出していきます。
その青年の悩みというのは、現代の人の多くが抱く悩みであるように思います。
今がうまくいっていない。
人間関係でうまくいかないことが多いという人にはおすすめだと思います。
そしてこれから幸せになっていくことに繋がっていくと思います。
2、親とうまくいっていない人に
よく、進学や就職で親と意見が対立し、それから親との関係が悪くなったという人も少なからずいるかと思います。
逆に、上のような問題から子供との関係がうまくいかなくなってしまった親の肩にもおすすめです。
存在のレベルから見つめ直すということに触れています。
青年もまさに、親とうまくいっていなかった一人であります。
哲人が導いてくれます。
3、人の顔色ばかり伺ってしまう人に
仕事でも友達関係でもそうですが、自分のありのままの姿でいることがなかなか難しいという人にもオススメです。
周りを見渡せば、皆が堂々としている。
しかし、私は自分を出せない、という人にオススメです。
承認欲求という言葉も出てきますが、なるほどとなります。
1つの問題について、誰の課題であるのかをはっきりさせることにも触れています。
自分の課題と他人の課題の線引きができるようになるかと思います。
すると、相手との距離感もうまくいくのではないかと思いました。
まとめ
内容はとてもわかりやすいです。
そして、現代に合う心理学だと思いました。
初めて読んだ時は衝撃を受けました。
しかし、わかりやすいとはいっても一つの学問であることは、忘れてはいけないでしょう。
深く理解することはそう簡単ではありません。
アドラーはアドラー心理学を理解するためには、人生の生きてきた半分の時間が必要であると述べています。
たしかに、完全に理解し、それを行動に移せるようになるまでには時間がかかるかもしれません。
でも、試してみる価値は十分あると思いました。
他にも、重要だと思う項目としては、
トラウマは、存在しない
あなたの不幸は、あなた自身が「選んだ」もの
人生は他者との競争ではない
あの人の期待を満たすために生きてはいけない
あなたは世界の中心ではない
などでしょうか。これ以外にもまだまだあります。
私もおそらく今後、何度か読んでいくことになるだとうと思っています。
この本を読んで無駄にはならないと思います。
以上です。 ではまた(^^)