どうも僕です(^^)
今回はターミナル のパソコン名とユーザ名を変更するときの方法と注意点をまとめます
目次
・初期のターミナル 表示画面
・パソコン名を変更する
・ユーザ名を変更する
・既存ユーザ名を変更すると起こること
・バックアップは大事
前に読了した『独学プログラマー』という本でPythonの勉強のほかに『BASH』の使い方も学びました。
本書の説明によると、BASHとはコマンドラインインターフェースと呼ばれるツールです。
OSと対話するかのようにキーボードで命令を入力してプログラムを実行することです。
このコマンドラインツールはMacで言えば『ターミナル 』のことです。
Windowsであればコマンドプロンプトのことですね。
このターミナル を扱う前に少し気になることがありました。
それはターミナルのコマンドを打つ前のところに表示されている『パソコン名』と『ユーザ名』です。
この『パソコン名+ユーザ名』
以前から、とにかく長いので気になっていました。
僕はターミナル を使うときは画面の半分以下で使うことが大半なので、そうすると少しでもコマンドに余分なところがないほうが画面が見やすいのです。
ということで『パソコン名+ユーザ名』を変更することにしたのです。
あと、ユーザ名には自身の名前がローマ字で表示されていて、長いしかっこ悪かったということもありました。
初期のターミナル 表示画面
例えば、ユーザの名前が鈴木タロウ(suzukitarou)ならば、ターミナル を立ち上げた時に下のようなコードが表示されています。
suzukitarou-no-Macbook-Pro:~ suzukitarou$z
Enterを3回押してみると下のようになります。
suzukitarou-no-Macbook-Pro:~ suzukitarou$
suzukitarou-no-Macbook-Pro:~ suzukitarou$
suzukitarou-no-Macbook-Pro:~ suzukitarou$
『suzukitarou-no-Macbook-Pro:~ suzukitarou$』という文字は最初から表示されています。
このパソコン名とユーザ名は1行で40文字ほどあります。
毎回コードを打つたびにコードの前に40文字が表示されるのでうっとうしいですね。
正直何も表示されなくてもいいと思います。
パソコン名を変更する
実際パソコン名とユーザ名を変更したので変更時の注意点を書いていきます。
まず、パソコン名の変更ついては『システム環境設定』から『共有』に進み、コンピュータ名を変更することができます。
パソコン名の変更自体は簡単です。
パソコン名を変更することにより、長ったるいパソコン名から短い名前になりました。
今回の例のようにパソコン名が『suzukitarou-no-Macbook-Pro』であれば、変更後はなんでもいいのですが、
例えば『PC』に変更したとします。
すると、変更前と変更後は下のようになります。
変更前:『suzukitarounoMacbook:~ suzukitarou$』
変更後:『PC:~ suzukitarou$』
文字数はだいぶ短くなりましたね。
だいぶ短くなったのでこれでいいという人であればこれ以上の変更は必要ないでしょう。
USER名を変更する
USER名の変更方法については、結論から言うとすこし面倒です。
なぜかというと、今端末をログインしてるユーザからは変更できないのです。
不思議ですが現状はこのようになっています。
そのため、今ログインしてるユーザを一度ログアウトして別の管理者権限を持ったユーザから変更する必要があります。
別の管理者権限を持ったユーザがないということであれば、新たに作成する必要があります。
ユーザ名を変更する流れはざっくり言うと、一度ログアウトし、他のUSERからログインして元のUSER名を変更する流れになります。
今回の例で言えば、既存で鈴木タロウがいたならば、新規で田中タロウを作成し、田中タロウから鈴木タロウを変更するというイメージです。
新しいユーザ名の作り方とユーザ名を変更する方法についてはAppleの公式HPにあるのでそちらを参考にしください。
アップル公式HP
https://support.apple.com/ja-jp/HT201548
無事に変更してユーザ名を短くできたとします。
例えば今回のユーザ名が『suzukitarou』だったとしたら例えばイニシャルをとって『st』に変更した場合、
変更前と変更後は以下のようなります。
変更前:PC:~ suzukitarou$
変更後:PC:~ st$
かなり短くなりましたね。
変更した後、すこし注意点があります。
下に書きました。
既存ユーザ名を変更すると起こること
新規で管理者権限の持っているユーザを作成し、既存のユーザ名を変更したら、既存ユーザで再度ログインします。
再ログインすると元々のログイン時とは違うことが起こります。
ログインしてみると、パソコンを購入した初期の状態のようになっていました。
パソコン購入時の『はじめまして』が画面に表示されたということです。
それに僕は画面のdocの位置を下から左に変更していたのですが、docの位置も初期設定に戻っていました。
あとは、マウスを操作した時の速度も初期設定の速度になっていて、デスクトップ画面においていたいくつかあったフォルダも無くなっていました。
chormeでインターネットに接続してみても、普段使っていたメニューやお気に入りは無くなっており、初期設定になっていました。
初期設定になったのか
終わった。。
ああ、これは完全に初期化されてしまったな。
と思っていたのですが、パソコンの使用容量を見てみると、以前使っていたのと同じぐらいのデータが残っていました。
ということは、どこかでデータが残っているということです。
Finderをのぞいてみると、前の名前のユーザ名がありました。
前のユーザ名を開くと何もはいっていません。
フォルダにはアプリケーションやダウンロード、ピクチャなどはあるもののそのなかは空になっています。
しかし、元の自分のユーザ名の下に新しく作成したユーザ名がありました。
新しいユーザ名のフォルダを開くと前のデータが入っていました。
よかったーーー
ドックの設定とかマウスの速度とかを以前の設定に戻しましえた。
それからターミナル を開いてみたらUSER名とPC名が変わっていました。
これで無事にUSER名を変更することができました。
バックアップは大事
僕は実はMacではバックアップを取っていませんでした。
重要なファイル(といってもそんな重要なファイルはないですが)や自身で作成してよく使うファイルは、クラウドに保存しているので、データが消えたとしてもそこまでの損失はないともいます。
しかし、万が一全てのデータが消えたのであれば、一から構築するとなると時間がかかりますし面倒です。
ということで、いざという時のために、バックアップはとても大切であると実感しました。
Macでは既存アプリでバックアップする方法があります。
タイムマシンというアプリです。
タイムマシンに必要なものはハードディスクだけです。
ハードディスクはApple既存のものでもいいですし、ほかのメーカのSDDやHDDでもいいと思います。
ハードディスクも1万円あれば用意できるのでやっておいたほうがいいですね。
ではまた