「教え方について 2」2018/10/4

 

前回の「教え方について1」の続きで「こんな教えられ方は最低!」です。

僕の先輩は資料に沿って仕事を教えてくれることが多いですが

その場合、淡々と説明が進んでいきます。

僕にメモする時間や質問する時間をほとんど与えてくれませんでした。

 

覚える内容が単純であり、「とりあえずこういうものだから聞いておいて」

というレベルであればそれでもいいかもないです。

しかし、もちろんそうではありません。

教えられる内容に仕事の手順も含まれているため、その場で覚える必要があるのです。

 

 

昔、アルバイトをしていた時の話ですが

初日に先輩が仕事を教えてくれるというので、さてどんな仕事かなとワクワクしていました。

先輩は「コンベアから箱が流れてきます。その箱に数字が書かれています。

箱の数字と同じ数字が表示されているトラックまで荷物を積んでいきます。

・・・以上」 たったのこれだけ?

と思いましたが、この程度であればメモする必要もなく、その場で覚えられますね。

あの頃は楽だった(^^;;)

 

 

今の職場では、手順が2〜30ある場合もあります。

状況によって、手順が分岐している場合もあります。

YESならパターン1、NOならパターン2に進んでパターン1の場合は

さらにパターン3、パターン4に進むと言う場合もあります。

それを口頭でだけ説明し、できるようになると思っている先輩は正気かと思います。

 

あとで手順書を渡してくれるのであれば、まだマシです。

教えられた後に、先輩が手本を見せてくれるならまだマシ。

隣で付き添ってくれるということもなしです。

そのため、教えられる時はメモをとりますが、いつも殴り書きになってしまいます。

後から読み返してもわかりにくいのです。

時間がある時に、メモを丁寧にまとめる作業が必要なのです。

 

 

この対策として僕がやっていることを紹介します。

 

まず、時間がある時に教えられたことをパソコン上でまとめます。

そして、自分なりの資料を作ります。

それをプリントアウトして実戦となったらすぐに見れるようにしています。

 

PCのフォルダにマニュアルがあるのですが、その資料もわかりにくいであまり参考になりません。

それにマニュアルを都度、開いていたのでは通常業務では遅すぎます。

 

 

僕の後輩も同じように教えられていると思うと、とても気の毒に思います。

こういう職場では、なかなかタフさと気分転換が求められます。

なぜかというと、教えてもらった後に、実戦となったら当たり前のようにできないからです。

できないで自尊心も崩されてしまいます。

やる気は十分にあるのに、もったいないです。

では、教える側はどうすればいいのか、その方法を次回は考えていきたいと思います。

 

ではまた(^^)

 

 

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